MENU

40代エンジニア2児のパパが3ヶ月の育休取得を決心した理由

「今度子供が生まれるけど、育休取った方がいいかな?」
「どのくらいの期間取ろうかな?」
「育休取ったらチームに迷惑が掛からないだろうか?」

男性の育休取得者が増えてきたとは言え、まだまだ一般的になってきているとは言えず、このような悩みを抱えている人も多いのではないかと思います。

私も同じで、最近2人目の子供が生まれたのですが育休を取るかどうかをギリギリまで悩んでいました。

しかし、最終的には3ヶ月の育休を取ることを決断しました。

本記事では、実際に育休を取得するに至った経緯と期間を決めた理由について解説していきたいと思います。
私と同じように、育休取るかどうかを悩んでいる30〜40代くらいの男性の方にとって参考になれば幸いです。

目次

そもそも日本の男性育休取得率はどのくらい?

まず前提として、現状の男性育休取得率はどのくらいになっているのでしょうか。

厚生労働省によると、女性の育休取得率は直近で8割台で推移しているのに対し、男性に関しては上昇傾向ではあるものの、2018年度の取得率は6.16%となっています。

出典:厚生労働省「男性の育児休業の取得状況と取得促進のための取組について」)
出所 : 男性の育児休業の取得状況と取得促進のための取組について

今後さらに増えていくことが予想はされるものの、まだまだ取得率は低いといえる状況です。

取得期間の相場はどのくらい?

育休を取る場合、だいたいどのくらいの期間を取るものでしょうか。
私自身、相場感がわからず期間をどのくらい設定すればよいのかどうかは悩みました。

平成27年度の調査では、男性の場合5日未満が56.9%、8割以上が1ヶ月未満となっているようです。

出所 : 男性の育児休業の取得状況と取得促進のための取組について

で、実際どのくらい取ったの?

一般的には1ヶ月未満が相場ということでしたが、結論から言うと私は3ヶ月取得しました。
割と長い期間を取得した理由、そこに至るまでの経緯等を解説していきます。

育休を3ヶ月取得した理由

育休を取ることを決断した理由、男性としては比較的長期間取得した理由ですが、大きく以下3点です。

  • 社内に長期取得(6ヶ月)している先駆者がいた
  • 3歳の長女をコントロールするのに1ヶ月では短いと感じた
  • 仕事でストレスを抱えていたためリフレッシュしたかった(笑)

順番に見ていきましょう。

社内に長期取得(6ヶ月)している先駆者がいた

これは心強かった要因です。
社内のグループウェアで公開されている情報で、男性育休取得者のインタビュー記事があったので読んでみると、6ヶ月間のガチ育休を取ったおられる方の紹介がされていました。
育休取ろうにも相場感がわからず悩んでいた自分にとって、これは大きな後押しになりましたね。

半年取ってる人がいるんだから自分はその半分の3ヶ月くらい取っても大丈夫だろw

という感覚で、安心して期間を設定することができました。

同様のお悩みを抱えている方は、社内での過去事例を確認してみると踏ん切りがつくかもしれません。
過去事例がない場合ですが、(それぞれの会社で事情が異なるのは理解していますが)自分が先駆者になるんだ!という強い気持ちを持って臨むのも大いにありだと思います。

3歳の長女をコントロールするのに1ヶ月では短いと感じた

これも大きな要因のひとつです。
私の場合今回が2人目の子供で、長女の時には出産も妻の実家近くの病院で、さらに産後も妻の実家にしばらく預けることができていたので育休を取らなくても事足りていました。

2人目の今回は始めから自宅で育てようということにで育休を検討しましたが、懸念していたのは長女の赤ちゃん返りでした。

元々元気のいい子なので、赤ちゃん返りしたときの反動も相当なものだろうと思っていましたが予想は的中。
毎朝晩のカオスっぷりは相当なもので、これをコントロールするのに1ヶ月では到底足りないなと思っていました。
実際、育休に入ってからもカオス状態は続き、3ヶ月にしたのは正解だったかなと感じています。

誰のために取った育休だ、という感じですが(笑)

仕事でストレスを抱えていたためリフレッシュしたかった(笑)

これはややネガティブな理由ですが、実際にこの要因もあったので触れておきます。

私の場合、開始時期が生後1ヶ月からの3ヶ月だったので生まれてから1ヶ月は仕事と両立せざるを得ないない状況でした。(この点は後述します)
また、育休前の1〜2ヶ月は突発的に発生したトラブルや引き継ぎ等で仕事と育児との両立が難しく、精神的にも追い詰められた状態になっていました。

毎朝仕事前に謎の吐き気に襲われ胃薬を大量に飲み、ストレスを紛らわすために酒の量が増える…という悪循環でした。

この謎の吐き気は、休みに入ってからはピタリと止んだので効果てきめんでした(笑)

これはこれから育休を取ろう!という方にはあまり参考にはならないかもしれませんが、「メンタルが疲れた場合は思い切って休みを取る!」というひとつの解決策には繋がっているかなと思います。

【反省点】取得の際には早めの連絡を!

前述のとおり、私の場合は生後1ヶ月からの取得となり、少々イレギュラーな形となっています。
というのも、会社に配偶者出産特別有給(正確な名前は忘れた)という制度があり、出産予定日の前後5営業日分有給を取得することが可能です。
これを利用する前提だったので、当初は育休は取らなくても大丈夫かな、という見立てでいました。

しかし、ある方からの助言で考えを改めました。

チームに迷惑が掛かるから育休取らない、というのはヤバい考え方やで。

た、確かに。。

要するに、制度として存在するにも関わらず利用しない、という前例を作ってしまうと他に育休取得したい人への妨げになってしまう。

総合的に考えるとむしろその方が迷惑になる、ということです。

仕事と育児の両立に限界を感じていた頃でもあり、この言葉で思い直した私は急ぎ育休申請の手続きを進めたワケですが、

  • その時点で既に出産予定日直前であったこと
  • 開始時期の最低1ヶ月前には申請すること

という条件があったため生後1ヶ月からの開始となりました。

結果的に無事手続きは済み育休に入ることができたワケですが、(社内ルール的には問題なかったものの)比較的急な話であったためバタついてしまったことも事実で、ここは反省点として認識しています。

これから育休を取られる方は、出産予定日がわかった時点か、取得する四半期の始めに(6月開始なら4月頭の時点)は上長と相談の上申請するようにすることを強くオススメします。

まとめ

本記事では、40代エンジニア2児のパパである自分が3ヶ月の育休取得を決めた理由について述べました。

  • 社内に長期取得(6ヶ月)している先駆者がいた
  • 3歳の長女をコントロールするのに1ヶ月では短いと感じた
  • 仕事でストレスを抱えていたためリフレッシュしたかった(笑)

先駆者がいるかどうかでハードルの高さがだいぶ変わってきてしまいそうですが、制度として存在するのであれば利用しない方が後続の取得希望者にとっても良い結果になってくると思いますので、個人的には利用できる環境であれば利用すべきかなと思っております。

また、今回は「育休取った理由」に焦点を絞ったため触れませんでしたが、育児休業給付金はどのくらいもらえるの?等、お金に関連する疑問がある方も多いと思いますので随時更新していきたいと思います。

それではまた!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次